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日本医療ソーシャルワーク学会は臨床現場のソーシャルワーカーを中心とした学会です。

 学会事務局 早良病院 医療社会福祉部
 〒819-0002
 福岡市西区姪の浜2−2−50
 FAX:092‐882‐1605



設立宣言Statement

日本医療ソーシャルワーク学会設立宣言

医療ソーシャルワーカーは、いつの時代でも一人ひとりの患者・家族の抱えている療養問題・生活問題に向き合い、患者・家族とともに悩みながら解決の道筋を求めてまいりました。今、私たち医療ソーシャルワーカーはその立場性を問われる危機を迎えています。
わが国では財政難を理由とし医療制度改革・社会福祉制度改革が推し進められ、その歪みは「医療崩壊」「介護崩壊」として日本全国に拡がり、医療現場の環境の厳しさが増してきています。在院日数の短縮化への攻勢はその加速度を増し、在宅医療を支える社会資源も未整理なまま、病院医療から在宅医療への移行が推進されています。
医療ソーシャルワーカーはこうした医療の潮流に影響され、業務のウエイトも退院援助のみに極端に偏り、しかもスピードが求められる状況に至っています。さらに、患者本位・自己決定を尊重する専門職であると肝に銘じつつも、患者やその家族の思いに添い続ける援助が困難になってきています。
厚生労働省が策定している「医療ソーシャルワーカー業務指針」すら臨床現場で実施しにくくなり、良心的な医療ソーシャルワーカーほどその実践上の悩みを深めています。
ここにいたり、私たちは『医療ソーシャルワークにアイデンティティをおく』日本医療ソーシャルワーク学会として、学会員の総意をもって以下の点を表明いたします。
I. 患者本位の立場から、医療の場における生活問題を提起し発信することで、「より望ましい社会への変革者」たるソーシャルワーク実践を目指します。
II. 医療ソーシャルワーカーが医療ソーシャルワーカーとして豊かな実践を展開できるよう、環境整備のための研究を進めます。
III. 医療ソーシャルワーカーが「育ちあう」ことを基軸におき、自らの実践力を高める研修を重ねてゆきます。

日本医療ソーシャルワーク学会
2010年8月1日 日本医療ソーシャルワーク学会第1回福岡大会にて


学会事務局 
早良病院 医療社会福祉部
日本医療ソーシャルワーク学会

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